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ドム・トロピカル
テストタイプ - ジオン公国軍の地上戦線を支えたドムに、熱帯および砂漠戦用のオプションを装備した現地改修機体。
ジオン公国軍の地上における戦線の維持および拡大に、多大な貢献をしたドムであったが、熱帯などの局地においては、放熱問題で各種機器の制御に問題が多発したため、現地将兵からの要請により、キャリフォルニア・ベースで独自に改装が行れることとなった。
初期試作機はプロトタイプ・ドムをベースに開発され、その結果が良好であったことで正式採用となり、通常型のドムをプロトタイプ・ドムに近い仕様に戻しつつ追加生産された。
頭部には近距離通信用にアンテナを追加、量産化の過程で一体化されたランドセルは再分離され、補助タンクの追加装備や冷却システムの大容量化などの改修を受け、30機ほどが戦線へ投入され、実戦データは後継機のドム・トローペンの開発に活かされたとされる。