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ザクⅡ[シュトゥッツァー]
- ザクⅡF2型をベースに一年戦争後のジオン残党軍が開発した改修機。
統合整備計画に基づいた設計であるザクⅡF2型は、それ自体が非常に整備性や拡張性の高い優秀な機体であった。
本機は胸部の左右に可動式の保護板が装着されており、左の保護板には、ザクの腕を流用した有線による遠隔操作が可能な多目的なウインチ・ユニットを装備。右の保護板には、ゲルググのビーム・ライフルが装備されており、その運用のための増加ジェネレーターが脇から背部にかけて装着されている。
それらの装備が装着される胸部は、大幅な装甲強化が行われており、同時に背部のバックパックも大型化されている。
旧式の装備ながら、手数を増やしつつ、戦術を駆使して戦うことを前提に改修された本機は、ジオン残党軍ならではの現地改修機の1つといえるだろう。