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量産型キュベレイ
- ニュータイプ用MSとして開発されたキュベレイをベースに再設計、量産された機体。
ネオ・ジオン内において強化人間によるニュータイプの戦力化を主導していたグレミー・トトが、ハマーン・カーンへの反乱の切り札として極秘裏に開発を進めた。
キュベレイのコンセプトを引き継ぎつつ、性能向上を目指して機体設計を大幅に見直し、固定兵装であるアクティブ・カノンをはじめとする火力増強も行われている。
ニュータイプ用MS量産化の最大の障害は、ニュータイプ能力の個人差に対する調整の難しさにあると言われ、その点をグレミーは「プルシリーズ」と呼ばれる強化人間のクローン体をパイロットにすることで個人差を無くして解消した。
10機以上のサイコミュ搭載MSで編成された部隊は、宇宙世紀の歴史上他に例を見ない脅威的なものだったが、ハマーン親衛隊との交戦において全滅、反乱は失敗に終わった。