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ザク・フリッパー
- 一年戦争中期に開発された、ザク強行偵察型の性能向上機。
偵察能力の強化施策として、頭部カメラを3基に増設するとともに、光学に加えレーザーや超音波、ミノフスキー物理学を応用したシステムを開発し、獲得した複合的な探知機能により広範囲に精度の高い探査が可能となっている。
背部にはこの探知システムを搭載した折り畳み式のセンサーが6基あり、この稼働時の動きから、「フリッパー」の愛称が付与されることとなった。
一方で作戦行動自体の強化施策として、バズノーズと呼称される増設ブースターの使用により、短時日で作戦行動区域への到達と、高速・隠密行動の実現を果たしている。
情報の入手と帰還を目的とした偵察機は、戦闘を避けるだけの能力を持ち、戦闘が避けられない場合はそれを突破して帰還するだけの能力を持つ。