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フェイルノート
- ブッホ・ジャンク社にて改修を受けていたトリスタンに試験的に攻撃ユニット「フェイルノート・システム」を搭載した機体。
ブッホ・ジャンク社を傘下にもつ巨大財閥ブッホ・コンツェルンの創始者、シャルンホルスト・ブッホは人類全体の腐敗と堕落に危機を覚え、地球連邦軍や地球に住む人々に大いなる決断を迫れる手立てとして海軍戦略研究所、サナリィ(S.N.R.I.)とトリスタンを母体とした次世代のMS設計やテストを水面下で進めていた。
本機は疑似サイコミュ技術のインコムを搭載しており、兵装火力を担保しつつ火器管制の負担を軽減させ、搭乗者には機体制御への専念を企図した機体である。元々高い機動力を備えていたトリスタンだが、後のクロスボーン・バンガードの機体に配備されていくAMBACシステムを兼ね備えた可動式スラスターの先行モデル搭載により、機体の機動性、追従性が飛躍的に向上することとなった。