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ジムⅡ・セミストライカー
- ジムの近代化改修機であるジムⅡをベースとし、ジム・ストライカーのコンセプトを継承して近接戦闘特化の改修を施した現地改修機。
ジム・ストライカー用の装備として一年戦争時に開発されたリーチと火力に優れたツイン・ビーム・スピアを装備し、ジムⅡで向上した機動性や機体出力を活かすため、全身の重装甲化ではなく、近接戦闘時に必要とされるごく一部にウェアラブルアーマーを配置することで、大規模な改修をせずに機動性維持と防御力向上を両立させている。
この機体が実戦で確認されていたのは宇宙世紀0096年のジオン残党軍によるトリントン基地襲撃時。ジムⅡの配備から10年以上が経過し、すでに旧式となったMSで有事の際にいかに対応するかを現場が試行錯誤して出した答えの1つが、このような特化型の現地改修であったのではないかと思われ、一説ではOSまで近接戦闘用に書き換えられていたと言われている。