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FAガンダムMk-Ⅲ
- ガンダムMk-Ⅱの設計思想に注目してアナハイム・エレクトロニクス社が次世代MSとして提案したガンダムMkーⅢの強化プラン。
ガンダムMk-Ⅱのムーバブル・フレームは、高い整備性と運動性を実現したが、機体強度と構造上の複雑さが量産に適さず、アナハイムの技術者たちはムーバブル・フレーム構造の単純化で機体強度を保ち、関節部に対しては素材レベルから大規模な改良を行ってこの課題を克服した。
結果、ガンダムMk-Ⅲは武装や装甲を機体構造から独立化することに成功し、設置可能なサイズであれば、機動性、攻撃力、防御力をかなり広い範囲で目的に合わせて変更することが可能なキャパシティをもった試作機となった。
本機はその特性を活かし、装甲&火力増強と同時にスラスターと推進剤の増設も行い、運動性、機動性、活動時間までを考慮した総合強化を果たすものとして設計されたが、実機の建造には至らなかったとされている。