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FAガンダムMk-Ⅱ
- ガンダムの発展型であり、ティターンズのフラッグシップ機として試作開発されたガンダムMk-Ⅱをベースに、アナハイム・エレクトロニクス社が強化パーツ開発計画の一環として、Gディフェンサー開発と平行して進めた強化案の1つ。
ガンダムMkーⅡ自体は「ムーバブル・フレーム」を採用した最初期の機体で、優れた整備性と人体に近い動きと構造、機体重量の軽減を実現しており、高性能のバックパックを装着することで高い機動性と運動性を獲得していたが、装甲材は既存素材を利用した複合装甲に留まり、重量増加を避けるために非装甲のフレーム露出部位が多いなど、防御面に不安も残り、第二世代MSとして不完全であった。
本計画には1年戦争末期の地球連邦軍によるFSWS計画の色が濃く見受けられ、ガンダリウム合金製の追加装甲と火力増強に加え、スラスター増設による推力向上を目指したものとなっていたが、結果として重量による機動性の低下を免れることができず、Gディフェンサーによる強化プランが採用されることとなった。