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ガンキャノンⅡ
- ガンキャノン重装型をベースに、ビーム砲を搭載した機体。
懸念事項であった実体弾射撃時の反動とバランス問題は、出力の安定や生産性が向上したビーム砲の実装で解消を図り、新設計の多目的精密照準システムによって、長距離狙撃が可能な命中精度の向上を実現している。
機体固定装備を実体弾からビーム兵器へ換装したことにより、背部排煙や装填機構などが排除され、機体設計に余裕が生まれた。
これを活かして装備された大型スラスター搭載の推進システムによって機動性が大幅に向上。
あわせて、重力下でのジャンプ性能も各段に向上した。
通常装備の狙撃用ビーム・ライフルと肩部のビーム砲により、中距離支援だけでなく、長距離支援や狙撃任務など、運用面での可能も広がっていたが、一年戦争末期にごく少数が生産されたのみとなった。