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ビギナ・ギナ
- 指揮官用高性能機であるベルガ系の後継機として開発された上級指揮官用の試作機。
本機は貴族用攻撃型MSに位置づけされ、指揮官用である高性能MSのベルガ系をベースに、外付けのジェネレーターを発展させた可動式スラスターで、AMBACシステムも兼ねていたシェルフ・ノズルを改良した、フィン・ノズルを搭載。
ジェネレーターはベルガ系の流用だが、ジェネレーター直結の構造によりエネルギーの伝達ロスを低減した上、メイン・スラスターなどの設計変更でプロペラントが増量、また機体側に支点を備えるため負荷の分散効果により推力重量比やレスポンスが向上している。
さらに背部に備えられた8つのノズルを各々独立稼働させることで、あらゆるベクトル機動を可能としており、F91と同様に限界値に近い稼働を達成しながらも、卓越した機体バランスを備えたものとなっている。