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量産型百式改
- 百式の改良型である百式改をベースに、エースパイロット向けの量産機として再設計された機体。
パルス・レーザー砲の機構を内蔵したことにより特徴的形状となった頭部および追加武装用ハードポイントとなる肩部のアーマーは百式改のユニットをそのまま用いているが、百式改で新規開発された背部の高機動デバイスは、百式と同型のバックパックからフレキシブル・バインダーを排したものに戻されるなど、多くの部分は改良前の百式と同型のものへと置き変えられている。
肩部にはオプション兵装として6連装の砲身をもつビーム・ガトリングガンが装着されるなど、火力面の強化は行われたものの、総合的には百式改に比べてシンプルな設計となっており、如実なコストダウンが図られている。
しかし、この時代のMS開発の進化はめざましく、残念ながら本機が量産に至ることはなかった。