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オーヴェロン
- パプテマス・シロッコの最終搭乗機であるジ・Oを模した装甲の内側に隠されていたガンダムタイプの機体。
パプテマス・シロッコが考案していたハンドメイドMSプランの一つで、ジ・Oの開発時にシロッコの助手を務めていたトニオ・マンハイムは本機の構想に対し、本体はシンプルに基本性能のみを追求しており、実質的にはジ・Oのガンダムタイプであると述べていた。
シロッコ亡き後、ジュピトリス内のシロッコ派の生存者らが結成した秘密結社「クラン」は、シロッコの大願である魂の平穏をもたらすべく「ヴァルプルギス計画」を始動。
シロッコ本人の命を奪うこととなった「グリプスの呪縛」と呼ばれる機体制御の抑制現象に着想を得たマンハイムは、それを発現させる機能を搭載したコア・ポッドとオーヴェロンの基礎設計に携わることとなったが、「ヴァルプルギス計画」を巡る不穏な動きを前に、アナハイム・エレクトロニクス社に庇護を求めたため、本機はアナハイムで完成に至った。