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ギャプラン(I0)
- 一年戦争末期、ア・バオア・クー戦で行方不明となったジオン公国軍のエースパイロット、「ジョニー・ライデン」を名乗るイングリッド0が搭乗したギャプランの改修機。
ギャプランは地球連邦軍がアッシマーに続いて採用した可変MAで、MSの機動力に端を発した戦線の急速な拡大に対応するため重力下での飛行能力を獲得した機体である。両腕部に装備されたムーバブル・シールド・バインダーがもたらす優れた運動性は、パイロットへの過度な身体的負担と引き換えになるため、試作機の搭乗者は特別に耐G能力に秀でているか、強化人間に限られていた。
イングリッド0は少女のような容姿ながらも、卓越した操縦技術と身体的な剛性を発揮し、レストアされたコア・ブースタープラン004とのドッグファイトを繰り広げた。
本機は既存のギャプランよりもムーバブル・シールド・バインダーが大型化しており、さらにバインダー同士を接続することでビーム・メガキャノンとしても運用できる専用機構を備えている。