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ドム・キャノン[単砲仕様]
- ドムの局地戦改修機であるドム・トロピカルテストタイプをベースとして、ザク・キャノンで得たノウハウを活かして生産された中距離支援用の改造機。
ザク・キャノンの運用データを参考として砲撃用の固定兵装を増設したドム・キャノンには2つの仕様があり、1つは面制圧を意識したドム・キャノン[複砲仕様]。
本機は、より支援機としての側面を強め、長距離からピンポイントに砲撃が行える高精度長砲身のキャノンを搭載した仕様となっている。
どちらの仕様でも、副兵装の連装式ミサイル・ポッドや携行武装で、砲撃の合間を埋めて中距離で火力を発揮できる。
機体のコンセプトとバランス上、近接戦闘用武器であるヒート・サーベルは廃止されているが、ドムのパワーを活かした打撃は十分な自衛を可能としている。
高火力な中距離支援と機動性の両立を目指した本機ではあったが、残念ながら量産には至らなかった。