-
ジム・シューター
- ジム・スナイパーⅡを再利用した超長距離支援MS。
MSを搭乗させることで、戦線への機体輸送や空中からの攻撃を実現させたサブ・フライト・システムは一年戦争後に発展を遂げ、MSの運用を拡大させた。
そのため可変機構を持たないMSや防衛設備の乏しい基地などではU.C.0090年代後半でも、対空防衛の観点から狙撃機体など中・遠距離支援が行えるMSは渇望されていた。
ジム・スナイパーⅡは一年戦争時にジム・コマンド系統のフレームをベースに限界まで強化改修を行った機体で頭部バイザーにコスト度外視で内蔵した精密射撃用センサーと、高性能な光学カメラの能力を最大限に活かせる狙撃機であった。
本機は旧式化していたジム・スナイパーⅡがベースだが運用を高出力のロングレンジ・ビーム・ライフルに限定し、冷却材とエネルギーパックを含むバックパックへの一体化とダウンサイジングを実現し、MS単体での超長距離射撃を継続的に行うことが可能となっている。