CLOSE MENU

インフォメーション

<開発便り>『機体調整』について 2020年5月

■2020/05/22 18:00
パイロットの皆さまこんにちは。
世間は厳しい状況が続いておりますが健やかにお過ごしでしょうか?
ユニット&アクション関連を担当している太田です。
今回も各種バランス調整についてお伝えしたいと思います。
■はじめに
今回の調整内容は定期的に実施している機体のバランス調整に加え、
環境適正【宇宙】がない機体が宇宙へ出撃したときの補正値の調整です。
■機体の調整対象
はじめに機体調整についてです。
機体調整は以下を予定しています。
  • ・上方修正
  • ◎ゲルググM指揮官機
    ◎サイコ・ザク【TB】
    ◎ジーライン・フルカスタム
    ◎ハイザック・カスタム
    ◎フルアーマーガンダム[タイプB]
    ◎マラサイ
    ◎高機動型ゲルググ(UL)(LV2のみ調整)
  • ・下方修正
  • ◎グフ飛行試験型
    ◎グフ・フライトタイプ
  • ◎スキル:「フライトシステム」Lv1~2
※これまでの<開発便り>にてお伝えしておりますが、
基本的には集計データをもとに「上方修正によるバランス調整」から行うことを方針としております。
※調整内容は変更される可能性がございます。
※詳細内容は後日改めてご説明します。
■下方修正機体の調整内容の補足
◎グフ飛行試験型
本機体は前回の修正により目標の50%を達成したものの、想定以上の数値となっていましたので再度調整します。
調整1:フライトシステムの性能を抑える
フライトシステム中は有利な空中から攻撃することができ、さらにダメージリアクション軽減効果も持つため、
ある程度被弾しても墜落することなく行動を継続することができ、他機体と比べ損失を各段に抑えられています。
また、敵機に対して多くの陽動(ヘイトを集める)を行えており、味方にも非常に有利な状況を生み出しています。
対面した敵機側から見た場合も、フライトシステムは非常に撃墜しづらいためストレスとなっており、
ゲームの楽しさを損ないかねない性能であるため、
ダメージの蓄積によるリアクションがやや発生しやすくなるようリスクを設けます。
調整2:機体性能を抑える
攻撃力が高くMS損失数も低いため、機体HPや攻撃性能等もあわせて調整します。
◎グフ・フライトタイプ
本機体はフライトシステムを使用することで、強襲機でありながら射撃攻撃のみで高いダメージを与えている状態でした。
また、支援機に対してもカットされることなく安定して攻撃し続けることが可能であったため、
グフ飛行試験型を超える勝率となっていました。
調整1:フライトシステムの性能を抑える
こちらはグフ飛行試験型と同様の調整内容となります。
調整2:機体性能を抑える
前述したとおり本機体は「強襲機でありながら射撃攻撃のみで高いダメージを与えている」状態でした。
そして射撃攻撃のみで高いダメージを出す運用方法は、
我々が意図していた「射撃と格闘をおり混ぜた運用方法」とも異なるため、
本機体は射撃補正を大きく落とす等、想定していた運用方法に誘導するような調整を行います。
■環境適正【宇宙】の有無による差の緩和について
現在、宇宙MAPの戦闘は『環境適正【宇宙】』がある機体の勝率が想定以上となっている状況です。
以下が現在の宇宙MAPのチーム勝率です。
<環境適正【宇宙】がある機体とない機体の勝率>
◎環境適正【宇宙】(有):チーム勝率(平均)52.4%
◎環境適正【宇宙】(無):チーム勝率(平均)50.3%
勝率は上記となっており、適正の有無によって発生している勝率の差は約2%となっています。
もちろん機体ごとの性能差も要因としてありますが、
こちらの主な要因の一つとして環境適正【宇宙】の補正が高いことが挙げられます。
なお、現在の適正がある機体とない機体の補正は以下となります。
<現在の環境適正【宇宙】の補正値>
◎環境適正【宇宙】(有):[スラスター消費量]-48% [スピード]+30% [旋回速度]+6 [高性能バランサー付与]
◎環境適正【宇宙】(無):[スラスター消費量]-20% [スピード]+20%

※宇宙へ出撃した際、基本パラメータに上記の補正が発生しています。
機体の特性として与えている環境補正ですが、補正値の差が勝率に著しく影響を与えていると考えられます。
よってこちらの差を緩和する調整を行います。
バトオペ2の基本的な調整方針は上方修正であり、
かつ環境適正【宇宙】がある機体の「高速戦闘のスピード感・手触り感等の良さは残したい」ため
今回の調整では環境適正【宇宙】がない機体のみ、宇宙へ出撃したときの補正効果を高めます。
調整内容は以下となります。
◎環境適正【宇宙】(有):[スラスター消費量]-48% [スピード]+30% [旋回速度]+6 [高性能バランサー付与]
◎環境適正【宇宙】(無):[スラスター消費量]-20% → -35% [スピード]+20% → +25%

※環境適正【宇宙】がある機体の補正に変更はありません。
■調整時期について
調整実施のタイミングは5月下旬頃を予定しています。
■総括
引き続き戦績データ等の情報をもとに
どの機体で出撃しても『楽しく』『ゲームバランスが取れた環境』にすべく対応していきます。
なかなかに大変な状況ではありますが、皆様健康にはお気をつけてお過ごしください。
今後ともバトオペ2をよろしくお願いいたします。
(開発・太田)
BACK
TOP