CLOSE MENU

インフォメーション

<開発便り>『第3回ランクマッチの機体カテゴリ別戦績』と『機体調整』について

■2020/01/15 18:10
パイロットの皆さま、明けましておめでとうございます!
ユニット&アクション関連担当の太田です。
第3回ランクマッチ開催から間が空いてしまいましたが・・・、ランクマッチに参加された皆様、お疲れ様でした!!
レーティングマッチとルールの違いはほとんどないものの、いつもと違った緊張感で戦いに臨まれたかと思います。
今回はその『第3回ランクマッチの一部戦績データ』と、近日予定している『機体調整』についてお知らせします。
■第3回ランクマッチの戦績
・機体カテゴリごとの出撃比率
機体カテゴリ ランクマッチ
(COST500)
レーティング
(全COST)
汎用 67.5% 67.9%
支援 21.1% 17.0%
強襲 11.4% 15.2%
※参考データとして『直近30日以内のレーティングマッチ(全コストで集計)』もあわせて記載。
※小数点第二位を四捨五入しています。
各機体カテゴリの出撃比率となります。
レーティングマッチの出撃比率と比べた場合、汎用機と支援機の出撃数が多い結果となりました。
・機体カテゴリ毎の戦績平均値
機体カテゴリ チーム勝率
(%)
獲得スコア アシスト
スコア
与ダメージ MS撃破
(回)
MS損失
(回)
追撃アシスト
ALL 50.0 2072.9 500.8 56229.8 2.8 3.0 8758.4
汎用 48.8 1984.9 477.2 52562.3 2.6 2.9 10045.8
支援 51.6 2177.0 579.7 61251.7 2.9 2.7 6006.0
強襲 49.9 2082.8 442.2 55827.1 2.9 3.4 10087.1
※出撃回数が少ない機体は集計対象外としています。
次に各機体カテゴリの戦績の一部を記載いたします。
今回のランクマッチ(コスト500戦)では、出撃回数は汎用機より少ないものの、支援機の勝率が最も伸びていました。
これは有利カテゴリの汎用機が戦場に多くいたため、スコアを出しやすい環境であったことが原因のひとつに挙げられます。
強襲機についてはチーム勝率が理想に近しい値になっていました。
とはいえ出撃数自体が少ない状況であったり、個別で戦績をみた場合に見劣りする機体がいました。
高コスト帯の戦闘では、強襲機の特徴である高速移動速度や瞬間火力が埋没気味であったり、
支援機に到達するまでの生存性能、性能を発揮できる状況が限定されていること等、
様々な要因があると思われます。こちらは調整の検討材料とさせて頂きます。
・ランキング上位者が使用した勝率が高い機体
順位 汎用 支援 強襲
1位 ケンプファー LV2 ヒルドルブ LV2 ガンダムピクシー LV3
2位 リック・ディアス LV1 ゲルググJ LV2 ブルーディスティニー2号機 LV3
3位 ガンダムMk-Ⅱ LV1 フルアーマーガンダム LV2 ブルーディスティニー2号機 LV2
※出撃回数が少ない機体は集計対象外としています。
最後にランクマッチ上位入賞者が使用した機体の中で、勝率が高かった機体を抽出してみました。
機体コストが一段階低いブルーディスティニー2号機のLv2については、
他の機体に比べると出撃回数はかなり少なめでしたが、
乗り慣れている方が多く出撃されていたため、他の強襲機よりも勝率が高くなっていました。
以上、ランクマッチの戦績データとなります。
今回は1つのMAPで戦闘を繰り返すといった限られた状況での戦績となりましたが、
この結果も参考にして今後の機体調整に反映したいと考えています。
※今後のランクマッチ詳細については、開催日時が決まり次第告知いたします。
■機体調整のお知らせ
続きまして機体調整のお知らせです。近日、下記の機体調整を予定しています。
修正対象はこれまでと同様に「戦績集計データが他の機体群よりも突出して高い、又は低い機体」であることに加え、
ランクマッチの結果も踏まえて選択しています。
・下方修正
  • <支援機>
  • ◎ヒルドルブ
  • ◎陸戦強襲型ガンタンク
・上方修正
  • <汎用機>
  • ◎グフ飛行試験型
  • ◎ザク・デザートタイプ(LV3~4を調整)
  • ◎ヅダF
  • ◎パワード・ジム(LV4のみ調整)
  • ◎リック・ドムⅡ(地上性能のみ調整)
  • ◎高機動型ゲルググ(VG)
  • <支援機>
  • ◎ザクⅠ・スナイパータイプ(LV3のみ調整)
  • ◎ドム・キャノン[複砲仕様]
  • ◎フルアーマーガンダム[タイプB]
  • <強襲機>
  • ◎ガンダム5号機
  • ◎グフ
  • ◎グフ・カスタム
  • ◎ズゴック
  • ◎ズゴックE
  • ◎ヅダ(LV3~4を調整)
  • ◎G-3ガンダム
■調整時期について
調整時期は1月中旬~下旬を予定しています。
■下方修正機体の調整内容①:ヒルドルブ
過去に下方修正を実施しましたが、改めて調整を実施します。
以下に戦績データの一部と調整内容を記載します。
チーム勝率(%) 獲得スコア アシストスコア 与ダメージ
ヒルドルブ LV1 54.4 2144.0 546.8 62743.2
支援機(COST400)の平均値 50.7 1982.8 550.0 55420.4
ヒルドルブ LV2 52.3 2088.0 455.3 60466.1
支援機(COST450)の平均値 50.8 1975.0 476.2 54734.8
※プレイヤーのレート帯[B]以上、レーティングマッチで集計
ヒルドルブの戦績(与ダメージとアシスト)は、同コスト帯の支援機のスコアを大きく上回っています。
そのため基本的にはそれらのスコアを抑える調整となります。
調整1:武装性能を抑える
機体や各武装のパラメータを見直し、『30cm砲(HE弾)』の攻撃後の使用不可時間を延長。
他、機体LV1のみ『30cm砲(APFSDS弾)』の威力を緩和します。
調整2:スモーク・ディスチャージャー×2の性能を抑える
武装使用後のリロード時間は25秒ですが、ステルス効果時間は15秒となっているため
実質のリロード時間が10秒となっておりました。
現状リロード時間以上の性能を保有していること、ステルス状態と突撃砲形態での突撃が強力で
与ダメ―ジに貢献している要素の1つであるため、こちらも下方調整します。
調整3:突撃砲形態時の移動速度を抑える
突撃砲形態は「通常機体の高速移動可能時間」より長い時間変形が可能であり
さらに強襲機も足止めが難しい移動速度を誇っていたため、攻撃頻度が高くなり与ダメージに貢献していました。
そのため各種移動速度を落とすことで足止めしやすくします。
調整4:防御性能の調整
機体Lv1の勝率が高いため、Lv1のみを対象とした防御性能の下方調整を行います。
■下方修正機体の調整内容②:陸戦強襲型ガンタンク
こちらの機体も勝率をはじめとした各種スコアが高い状態となっているため下方修正を予定しています。
尚、ヒルドルブと比べたとき機体性能や変形機構などの共通点が多いため、調整内容は類似しています。
チーム勝率(%) 獲得スコア アシストスコア 与ダメージ
陸戦強襲型ガンタンク LV1 54.5 2167.6 575.0 64011.8
支援機(COST400)の平均値 50.7 1982.8 550.0 55420.4
陸戦強襲型ガンタンク LV2 53.2 2273.9 628.4 63941.8
支援機(COST450)の平均値 50.8 1975.0 476.2 54734.8
※プレイヤーのレート帯[B]以上、レーティングマッチで集計
調整1:武装性能を抑える
こちらヒルドルブと似た調整を実施します。
本機体は『220mm滑口砲[徹甲榴弾]』の威力を緩和します。
調整2:スモーク・ディスチャージャー×2の性能を抑える
調整3:強襲形態時の移動速度を抑える
調整4:防御性能の調整
調整2~4はヒルドルブと類似した調整を実施。
※これまでの<開発便り>(https://adm-bo2.ggame.jp/jp/info/?p=20025)にてお伝えしておりますが、
基本的には集計データをもとに「上方修正によるバランス調整」から行うことを方針としております。
しかし今回のように集計データを確認して、過去の下方修正に不足があったと判断した場合は
改めて下方修正を実施させて頂きます。
※調整内容の詳細は後日改めてご説明します。
※調整内容は変更される可能性がございます。
■統括
今回はヒルドルブと陸戦強襲型ガンタンクの下方修正も含まれていますが、
機体調整の基本方針は今後も変わらず上方修正によるバランス調整とし、
戦績データをもとに問題や性能に不足があれば適宜調整を実施していきます。
また、今後は『各コスト帯での機体カテゴリ間の有利不利の状況』、
『戦績は良いものの出撃数が少ない機体』について動向を特に注視し
各機体カテゴリのバランスがとれている、機体の選択肢が増えるような環境を目指していきます。
以上となります。今後ともバトオペ2をよろしくお願いいたします。
(開発・太田)
BACK
TOP